晴耕雨絵

晴れた日は農業を。雨が降ったら絵を。農業と絵についてゆっくりと更新していこうと思います。

野外写生会・妙高イモリ池

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田植え後、好天が続き田んぼの稲の生育は順調です。

6月4日(水)絵仲間の野外写生会に参加しました。朝8時に集合し、車に分乗・出発する頃は、前日からの風雨が残り「今日はダメかな」と思いきや、現地に到着する頃から晴れてきて、台風一過のように大気が澄み切り、妙高山の勇姿とそれを映す鏡のような「イモリ池」を描くことが出来ました。

① F-10 アクリル

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※実際の風景は、写真より妙高山が大きく見え、迫力があります。そこで、思い切って色を誇張し、構図も近くにあった白樺の枯れ木等を手前に配置し、遠近感を出したつもりです。橙色の木は、葉の芽生え時の赤っぽい色(春もみじ)ですが、池の名前の「イモリのお腹の色」を想像して書きました。

 

 

 

 

 

 

田植完了

 

(1)田植え

5月10、11日と晴耕雨絵3回目の田植えをしました。好天に恵まれ順調に?終了しました。

〇田植え機スタンバイ

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〇田植え開始:代かき後、2~3日干してから田植え直前に少し水を入れます。

       六条植えの機械、後ろ(写真右)が植込み装置。

       補充用の苗(写真左)を搭載しています。

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〇運転席からのビュウ。最終コーナー

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〇田植えが終わって、日が暮れて

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(2)田植え後の諸作業

①補植

 5月10、13日 機械で植え残した所(コーナー部)等を手で植えました。

②除草剤散布(その1)

 5月13日、新しい除草剤(液体)を散布。

入水しながら薬剤を流し込む。水の流れで薬剤が拡散。

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③畦の止水(圃場の保水効果をアップする)

 5月14日 黒マルチを畦に沿って設置。

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設置機械:黒マルチ(0.04㎜×60㎝×200mのロール)の端部を

後輪(菊車)で引っかけて地中に埋め込む。

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2015年度が始まりました。

 

早いもので2015年も4月となり、3度目の「晴耕雨絵」です。

農政を取り巻く情勢は厳しいものがあります。私もJAの組合員ですが、小規模のコメ生産者として頑張っています。

去年は、5月14日に田植え、9月23日に稲の刈取りを終了しました。

今年度も、そろそろ始動です。

絵の方は、今年は50号に挑戦しています。

以下、最近の作品を紹介します。

1、「モンゴルからの留学生」P-20号 油彩

近くの大学の留学生にモデルになってもらいました。「馬頭琴」と背景は、モンゴルを想像して創作しました。

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2、「夕暮れの散歩道」F-20号 油彩

田んぼの農道が私の散歩道ですが、一日の終わりを感じさせる夕焼けに、道端のコスモスと河川に橋を架ける工事(杭打ち)の情景です。一日平和に暮らせたこと。また、明日への希望を込めて描きました。

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3、旅日記

 3月末に出雲大社→松江→玉造♨→鳥取砂丘天橋立♨泊→伊根舟屋を旅しました。

①「日御碕灯台」Fー4号 アクリル

出雲大社を参拝したあと、日御碕まで足を延ばしました。

好天に恵まれ、青い海、緑の松林、入り組んだ岸壁に立つ真っ白な灯台が印象的でした。 

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①「天橋立・飛龍観から」Fー4号 アクリル

天橋立をサイクリングしました。傘松公園の展望台、飛龍観の両方からの「股のぞき」を堪能しました。

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【家の庭に咲く花々】

f:id:to4nori:20150309105454j:plain 雪割草

f:id:to4nori:20150314104639j:plain ツバキ

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絵日記(2014年10月~)

 スケッチブックにアクリル水彩で書き溜めたものです。

1、モンゴルからの留学生

  近くの大学生にモデルさんになってもらいました。

  背景と馬頭琴は想像で描きました。これをもとに、油彩P-20で制作中です。

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2、中国からの留学生

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3、伊豆・達磨山からの富士山

 10月の台風19号が接近するあいにくの天気でしたが、薄らと駿河湾越しの富士山を見ることができました。

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4、伊豆修善寺温泉「新井旅館」の柿木

  建物が有形文化財日本画家の安田靫彦と所縁のある老舗旅館に泊まりました。

  2階の窓からは、柿の大木、熟したツル柿が

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5、菊の花

 我が家の畑に咲いた菊、食用菊だそうです。

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6、「下谷地遺跡」からの米山

 11月の初め、絵になる秋景色を求めて散策。

 今から約2000年前の弥生時代中期の遺跡を見つけました。弥生人も見たであろう山河を想像しながら。

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7、小石川後楽園:大泉水

 11月中旬、上京した折に訪れました。紅葉はまだ始まったばかり。都会の空間:歴史的大名庭園と近代建築の借景(文京区役所のビルと東京ドーム)は東京ならではのロケーション。

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8、小石川後楽園:正門(東門)を望む。

 黒門と青いビルの対比。人物を入れてみました。

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9、休日の街路

 12月初め上京した際、飯田橋の東京大神宮付近のスケッチです。

 坂道を登っていくと、街路樹に太陽の光があたり、紅葉がまぶしく光るとともにビルに影が出来ているところを描きました。

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コメの出荷を終えて

〇2年目の米造りは、収量で昨年より1割増しでまあまあでした。(作付面積を増やした分を除く。)10月の初めに「秋のすき込み」を修了し、今は天気の良い日に畦の補修をやっています。

〇畑の方は、9月の初めにダイコン、春菊、冬菜、カブの種を蒔きと白菜とキャベツの苗を植えました。春菊を除き順調に育っています。10月の中旬に玉ねぎの苗を200本植えたところです。

〇柿の実が色づいたので、食べられる分だけ収穫しました。渋抜きをして食べてみたら結構美味。知り合いにもおすそ分けすることにしました。

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2014絵画展ー3

①「アルフォーレ」油彩 F‐20

アルフォーレは市民会館(茶色の建物)の愛称で、フランス語で「芸術の森」と言う意味とか。隣接する公園の人物(自転車乗りの子供と手前の親子3人)は創作です。

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②「窓辺の静物」油彩F-15 

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③「未来ちゃん」油彩F-6 

写真家「川島小鳥」さんの写真展ポスターを模写。

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④「祭りの華」油彩 F10

越後の雪深い山里に伝承されている『綾子舞』。500年の歴史をもち、初期の歌舞伎の様相を伝えているといわれ、国の重要民俗無形文化財に指定されている伝統芸能です。村の歴史を見続けてきたであろう「杉の古木」をバックに踊るの出演者たちの伝承する誇りを感じながら描きました。

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